大昔から恐るべき伝説の存在として知られてきたダーキンは、生ける武器であり、それを操ろうとする者はやがて例外なく堕落し、食い尽くされる。ダーキンはもともと偉大な戦士であったが、欺かれ、自らが戦場に携えていった剣や弓に封じ込められてしまった。そしてその武器は、二度と定命の世界を脅かさぬよう人目を避けた場所に隠されたのである。しかしルーン戦争が引き起こした大変動によって、ダーキンの真の出自やルーンテラの生命に与えた脅威については、ほとんどが忘れ去られてしまった。
その後の数百年間、ダーキンの武器のうちのいくつかは、無知な者、あるいは野心的な者によって再発見され、より強靭な宿主を新たに見つけるべくすでに動き始めている。報いのときは近い――ダーキンはいずれ復讐を果たすだろう…
公式ページ
「元超越者」という側面の為、シュリーマとも縁が深い長編作品。
それゆえシュリーマ所属のチャンピオンについても言及されています。
あとゾーイ本人ではないとのこと。
概要
- 元超越者(アジールとかナサスとかと同じ種族です。動物の頭を持った人型存在に生まれ変わったシュリーマの偉人)。イカシアの反乱軍が呼び出したヴォイドと戦ううち心が闇に呑まれてしまった者達。
- この辺りは(別の視点からになりますが)小説「イカシアのあった場所で」にてイカシアとシュリーマの戦争が描かれています。
- アジールが一度死に、シュリーマが滅亡した時「太陽の子」という超越者陣営と対立。
- そして「ダーキン」、堕ちたる者という意味を持つその名で呼ばれることとなった。
- ヴォイドとの戦いで心を蝕まれ闇の魔術に手を染めた彼らは戦争を引き起こす。それが「ダーキン大戦」であった。その争いはシュリーマだけに留まらず世界に広がり、いくつもの国を滅ぼしたがついに対抗策が見つかる。
- ターゴンの人々が神髄の知識を得て、ダーキンを武器に封印するという方法をとったのだ。その後長い時が流れる。
- 現在ダーキンは厳重に封じられているがいくつかは解き放たれ宿主を得ている。完全に相手の肉体を支配すれば持ち主の自我を完全に奪えるが、そこに至っていないものもいる。
- 「2人の人間と融合してひとつになった」というパターンもある(ヴァルス)
- ダーキンの侵食を逆に跳ね除けて持ち主が支配するという可能性も?(青ケイン)
- これに関しては下記のエイトロックスAMAで言及されてます
エイトロックスAMA(翻訳:SejuPoro氏)でも設定が語られています。「人間にしか憑依できないの?」「今でも全部で5人?」「エイトロックスってどれくらい強いの?」などの質問に回答されています。
昔の設定としては「生きた武器。古代種族。5人いる」って感じだった様子。
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