「俺を止めてみな!」~ ウーコン
“ヴァスタヤのトリックスターであるウーコンは、自身の強さと俊敏さ、さらに賢さを駆使して敵を翻弄し、優位に立って戦うことを得意とする。彼はマスター・イーという名の戦士を生涯の友として見出し、古来より伝わる伝説の武術「ウージュー」を学ぶ最後の弟子となった。魔法の棍を得物に、ウーコンはアイオニアを滅亡から守るための手段を探し求めている。”(公式ユニバースより)
物語 エドゥアルド・サンタンジェロによる調査日誌
ウーコンがいうよりはヴァスタヤ全体の話って感じ。
バイオグラフィー
- 「シモン」という部族の猿に似たヴァスタヤであった。シモン達は木の上で穏やかに暮らすこと望み、事実そうしているがコンという一人の少年だけは違った。地上の戦いに魅了された彼は生まれ育った村を飛び出した。
- 戦いの旅を続けていたがある時マスター・イーに出会う。彼にも戦いを挑み、そしてあっさりいなされたコンは修行をつけてくれと頼みこんだ。何故戦うのか、と問われた。そういえばコンは理由を考えたことはなかった。同じことを問い返すとイーはもう戦うことはないとだけ返した。
- 隣で理由を考えるコンの変化と決意を見て、結局イーはウージュースタイルの修行をつけてくれることになった。2人は師弟の絆で結ばれるが、イーが深い悲しみを抱えていることをコンは感じていた。
- 何故戦うのか、師匠は何故悲しみに暮れているのか。それを知る手掛かりを得ようと、コンは賭けをもちかける。組み手でコンが勝ったらかつてイーがかつて何の為に戦っていたのか教えてくれ。負けたらこの先一年間一言もしゃべらないと。
- コンは上手くイーを煙に巻き、自分の偽物である人形を活かして勝利した。
- マスター・イーは約束通り過去の話を語る。彼はかつてノクサスの侵略に対して戦っていたが化学兵器で故郷を滅ぼされた。戦う意味を見失ったイーは答えを見つけるため瞑想を続けていたのだ。
- コンは師が誰かを守るために戦っていたことに感銘を受けた。戦いから距離を置いていたシモンの民は逆に言えば戦うすべを持たぬものを見捨てているともいえた。そしてマスター・イーもまた、再び戦う勇気をコンからもらったのだ。
- イーは感謝のしるしに、弟子に伝説の鍛冶屋ドランの一品である魔法の棍と、最も優れたウージューの弟子だけに与えられる尊称「ウー」を、コンに授けたのだ。
- そして彼はその後「ウーコン」と呼ばれるようになる。なぜ戦うのか、その答えを探すため2人は旅立つのであった。
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