ノクサスの血とピルトーヴァーの地図

コミック紹介

 ピルトーヴァーの物語が公開されたその時からダリウスのコミックは考えられていたのだろうか。だとしたら巧みな伏線回収だった。今日はそんな話をします。

 

 皆様は「インヴェティア」という女性を知っているでしょうか。チャンピオンの関係者ではあるのですが2018/4/1現在チャンピオンというわけでもないので誰もが知る存在ではないと思われます。
 彼女の姿がルーンテラのユニバースに降り立ったのはスウェインの大規模アップデートに伴うストーリーアップデート・ノクサス編でした。インヴェティアはその中でストーリーが更新されたチャンピオンの1体、ダリウスに深く関係しています。

 

 ということで、ダリウスのストーリーを見ていきましょう。(左も含め以下のリンク先は全て公式ユニバースです)
 孤児だったダリウスは生き延びるために戦う日々を過ごしていました。力さえあれば出自を問わず活躍できるノクサスという国でダリウスは出世街道を駆け上がり最終的にはトリファリックス……ノクサスを統治するtop3にまでたどり着いたのです。

 あれ?インヴェティア何処だよだって? 失礼しました、彼女が出てくるのはバイオグラフィーではなく漫画の方なのです。彼にまつわる漫画:「ノクサスの血」。ダリウスだけではなくその弟であるドレイヴンも登場します。そして、彼ら兄弟の幼馴染でありダリウスの元恋人でもあったクイレッタ・ヴァーン。そして死んだクイレッタの息子に代わり新たな副司令官になったというインヴェティア。戦うしかないのだと語るダリウスと他にも道はあるというクイレッタ。そして彼らの物語は衝撃の結末を迎えます。ここから先は漫画のネタバレを含むので一読してから記事の続きを閲覧することをお勧めします。

 

 さて、この漫画はそれ単体でも良いのですが、ユニバースの「とある作品」を見るとまた見方が変わってくるのです。

 それがこちら。「メダルダ家の宝」

 こちらの地図の東(右)側に今回の漫画の舞台であるノクサスの港町バジリック、ヴィンダーが登場しています。

 そしてバジリックの政務官は名前の欄が「クイレッタ・ヴァーン」が消されて新しく「インヴェティア・ヴァーン」と書かれているのです。親子ですかね? 返り血を浴びてさえ美しいインヴェティアの姿に初めて彼女を見たとき見惚れてしまいました。

 

 ちなみに、この漫画でちらりと登場したタマラという女性もまた別の場所で登場しています。その作品はこちらもピルトーヴァーに関する小説「進歩の日」。しかも主役として。フルネームはタマラ・ラウターリ。彼女はノクサスのウォーメーソンと呼ばれるスパイでピルトーヴァーに潜伏していたのです。

 「メダルダ家の宝」を見るとわかるのですがピルトーヴァーって海峡都市海上交通の主要都市(訂正:これ地峡に運河を通したの方が適切な表現ですね、失礼いたしました。)なんですよね。この位置を押さえられれば交易面で有利になるのは確実。ノクサスが狙うのも納得です。

 

 ある名前が別の箇所で現れ、見つけるとにやっとできる。こうした小ネタがこれからも増えるかもしれませんね。

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