今回紹介するのは、シャドウアイル・ビルジウォーターにスポットライトを当てた長編小説です。ネタバレ防止の為に登場チャンピオンを最後に置くかそれとも最初に置くか迷ったのですがどちらにせよ後でストーリーの内容に言及するのでネタバレは避けられないため最初に置きました。ネタバレ回避したい場合は先に小説(タイトルからリンクしてあります)を読んでから御覧ください。
黒い霧、運命の女神 物語 · 読了時間およそ61分
チャンピオンが多数登場する長編。
- ガングプランクが死んだという話の後。ビルジウォーターにシャドウアイルの脅威が迫る「暗黒の刻」を巡った物語。
- それぞれの視点から始まり運命が交わっていく、群像劇のお手本のような作品。
登場チャンピオン
ルシアン/オラフ/ミス・フォーチュン/イラオイ/スレッシュ/ヘカリム
言及あり
ガングプランクは結構がっつり物語で言及されてますがタム・ケンチは「川の王様」について一瞬だけあっさり。
内容・感想
あらすじ自体はシンプルに「ビルジウォーターに住んでいる、或いはその夜何らかの理由で居合わせた人々がシャドウアイルの災厄に立ち向かう」とまとめることができます。
- ルシアンがスレッシュを狙い撃ったがランタンにダメージがかき消されていくというシーンはゲームプレイ面でのシールドと絡めているのかな。
- これもゲームプレイ面を意図しているのかわからないのだけれど、スレッシュに殺されそうになるところで「視界が灰色に変わっていく」って表現されているんですよね。
- 「数千年も味わうことのなかった痛みだった」と描写されているのでシャドウアイルの「災厄」はそれほど昔の話のようです。
- 「死霊に銃弾は効かなくても、このデマーシアの剣でなら斬り裂ける」最初に読んだときはそれほど意識していなかったこの一文を一気に好きになりました。デマーシアの地が生んだ耐魔法素材の賜物ですかね。
- デマーシア鋼がイケるならもしかしてペトリサイト投げたら少しは動き止めれたりするんだろうか?
- 「あの像がピルトーヴァーの鉄の人形みたいに動き出して、死霊を追い払ってくれるとでも?」辺りもかなり好きな台詞。色々な地域に言及してくれているんですよ。
- 登場チャンピオン皆魅力的でした。
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