【翻訳】アフェリオスの外見デザイン by Kindlejack氏

はじめに

SejuPoro氏から「ろるゆにブログに掲載する限り転載を許可」という条件で頂いた訳文です。

そのため無断転載NGでお願いします。

翻訳

https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/story-art/93xILq4K?comment=00010000

ダイアナの武器はムーンシルバーでできていて、アフェリオスの持つ武器の握りの部分も同じ材質でできています。ですが違うのは、主な材質がムーンストーンだということです。ムーンストーンはナミが探し求めるとても貴重な物質です。ダイアナの武器は近接戦闘のための剣である一方、アフェリオスの武器は本質的に彫刻で作られた神具という意味合いが強いものです―もともとは神聖な芸術品であり、最高位に神聖で貴重な素材で作られています。アルーンが魔法の力を集中させ、アフェリオスとそれらのポテンシャルを開放した後に、磨かれてムーンシルバー製の握りをつけられただけのものです。

https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/story-art/93xILq4K?comment=0002

お誘いをありがとうございます。彼のデザインについては何日だって話していられますが、まずはどうしてこのようなデザインになったのかという理由から始めたいと思います。

アフェリオスのデザインは、彼が持っている武器が常にすぐわかるよう、シンプルにせねばなりませんでした。信心深い司祭のローブと、古典的な秘密工作員の外見(黒いタクティカル・タートルネックです!)を融合させて、彼のテーマを外見にはっきり反映させようとしました。彼とダイアナを比べて私が実際に行ったのは、ダイアナのデザインに見られる同質の素材を慎重に模造する試みでしたが、その使い方はかなり違う方向にしました。ダイアナはソラリに育てられたラッコールで、月の神髄―忘れられた教団であるルナリがあがめる戦士の神―の古代の鎧を発見した人物です。対してアフェリオスは僧侶の類であり、実用本位の道具を最小限に持ち歩き(黒いスーツ)、神聖な儀式を行う(聖なるローブ)という部分が等しく存在しています。余計な攻撃をもらってしまうような装飾は身に着けませんし、儀式を行うための装いをまといます。彼はまた、数が少なくなり隠れ住んできたために大きな変化を経たであろう、現代のルナリの服装をまとっています。ラッコールの民に混じって歩く時には、彼らは自分たちの本性を隠さねばならないので、彼らが自由に着飾れる時には、使えなかった色彩を目立つところに大いに配置したがるでしょう。ダイアナが現代のルナリたちに受け入れられた暁には、神祖の末裔の帰還を祝う宗教儀式にて、アルーンと同じような服装をまとうルナリたちが見られるでしょう。LoLのチャンピオンたちは、ルーンテラ世界の中では飛び切りの変わり者であるということも指摘させていただきます。ファンタジーそのものが彼らを成り立たせているのです。LoRでは、そうでない世界がどのようになっているのかという例がふんだんに表現されていますが、LoLではこのルールに例外はありません。

アフェリオスの武器のデザインには長い長い紆余曲折があり、何度も何度もデザインし直しています。元々は、ダイアナの剣と同じような総ムーンシルバー製のものでした。ダイアナの剣は月の光条を放つことができるようで、投射武器にまで研ぎ澄まされたものはその延長ではありませんが、アフェリオスは普通のルナリ(とラッコール)からはかなり違う存在なので、ユニークな素材が必要だと感じました。とても貴重で、ひょっとしたらもろく、彼しか所有しておらず、妹の魔法で強化・保持されており、味方や敵の手に渡ればすぐに力を失ってしまうもの。ムーンストーンの武器を形作るためには、ルナリのテーマとゲームプレイからの要求の間で慎重にバランスを取る必要がありました。それぞれの武器に対し、彼がどのようにそれを構えるかを想像して、アフェリオスを使う場合もアフェリオスを相手にする場合も、次に何が起こることについてすぐ予想がつくように、他のマークスマンが武器を使いこなす様子とつなげるようにしました(ケイトリンのライフルやナーのブーメランなど)。私のところには毎日いろいろな人がやって来たので、各武器が何に見えるのかを訊き、正確な答えがしっかり返ってくるようになるまで作業しました。そもそも前提として、各武器は宇宙の現象と結びついていました―これによってゲームプレイをさらに固めることができ(ブラックホールはCCを持つ)、ゲームプレイの学習と記憶に役立つ各武器の色調の元にもなったのです。私の想像では、ルナリは「ウォーハンマー40k」のエルダーとよく似ていて、三日月やそれぞれの月相、月の軌道、潮の流れから想起される、優美でなめらかな形状をかたどります。武器として携えられた時にひとつ付け加えた要素として花の要素があり、5つの武器の中で4つに存在する曲線を描く峰の部分が、アフェリオスが吸入する「ムーンブルーム」の花の形を模したものになっています。

アフェリオスの武器はとてもSF調で、全体的な外見は未来系ファンタジーになっていますが、これもまた霊峰ターゴンが持つ一面なのです。麓ではヘレニズム調の頑強な戦士の部族であるラッコールが暮らしていますけれど、山を登るにしたがって異星の文化の影響が強くなっていき、山頂ではこの世のものならぬ宇宙に触れることになります。所属する各キャラクターがこの2つの要素を違う割合で、しかし両方とも持っているというのが、霊峰ターゴンを他地域から区別せしめる部分なのです。

https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/story-art/93xILq4K?comment=0001000000010000

ムーンシルバーとムーンストーンの違いは?

ムーンシルバーは、魔法によって月光を吹き込まれながら鍛造された、銀を含む金属です。ムーンストーンは、太古の昔に砕けた月の欠片が山に取り込まれたもので、大変貴重な石です。ムーンストーンの方が明らかに魔法的な能力で優っています。

おまけ ※以下だけInterlocutioner氏の投稿

https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/story-art/E5YQKqpB-can-i-work-for-riot-games-as-character-artist-remotely?comment=00050001000000000000

アフェリオスの物語面での目標:神の存在する世界で試される信仰。プレイヤーとアフェリオス&アルーンの間に夜闇のように暗く、輝く月のように柔らかでささやきが届く関係を作ること。アフェリオスが、感覚が飽和してしまって呆然自失の中で自衛する様子というのは、私個人にとってもとても親しみのあることです。キャラクターを作り上げる時、自分自身の中にある真実にたどり着くことがあります。これまで私たちがルナリについて語ってきた全てをまとめ上げ、内容を膨らませ、単に「月」を崇める以上の哲学を持つ信仰集団にまで発展させる必要があったのです……

多くの目標がありましたが、全てをリストアップするのはとても難しいでしょう。

「沈黙する僧侶にして暗殺者」がクールな原型で、アフェリオスのテーマの多くを強化してくれるものだったので、アルーンが主に話すことになっています(皆さんがTania[訳注:英語版アルーンの担当声優]の演技を気に入ってくれてとてもうれしいです、彼女との仕事は素晴らしかった)。

アルーンは瞑想や未来予知などを行って霊的領域での時間を過ごしています。美しいものや不思議なものを探しに出かけるのは、アルーンの好むところです。ある意味においては、かつてよりも彼女が出かけられる行き先は増えたかもしれません。神殿は彼女の意思をどこにでも投影できるのですから。ですが自分の目を通して世界を見たい時は、兄の助力を必要とするでしょう。

アルーンとユーミの会合は公式設定です(注:少なくとも私の頭の中では確定した話ですが、実際に物語になるまでは本当に確定した公式設定ではありません)。こうした小さな出来事によって、彼女の瞑想は中断されることがあります。神殿には庭園があり、そこから食物を供給できます。

アフェリオスの聖職者であり暗殺者という側面がビジュアルにも込められているのですね。

それでいてスキルが多いので見てわかりやすくする必要などもありなかなか大変だっただろうと思います。

ありがとうございました!

スポンサーリンク
関連コンテンツユニット

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする